戯言草紙(CoJ/LoV3日記)

ゲーセンについて色々。最近はめっきりLoV3

ラノベ好きな若人に読んでみて欲しい絶版 になっている電撃文庫10薦

絶版のお勧めリストとか誰得なんだよ。

なお、私が読んだことがある物に限るので、
物凄く有名な作品でも入ってないことがあるのはお察し。

五霊闘士オーキ伝

五霊闘士オーキ伝―五霊闘士現臨! (電撃文庫)

五霊闘士オーキ伝―五霊闘士現臨! (電撃文庫)

電撃小説大賞の第1回大賞受賞作である。
第1回では「クリス・クロス―混沌の魔王」が金賞を受賞しており、
仮想世界を舞台にした物語の相当な先駆けとして近年でも有名ですけど
こちらの大賞の方は最近の方はご存じないんじゃないだろうか。

日本に住んでる平凡な少年の元に美少女とかが突然やってきて、
凄い力を手に入れて悪と戦うことになるとかテンプレ的ですが
当時、90年代半ばにこのテンプレと言うのは存外すごい事だったのだ。

つーか、卯爛とか智探が魅力的でしてなぁ(ツヤツヤボディスーツを思い出しながら)
の割に、結構ストーリーはヘビーなので、気楽に読める感じではない。
少し重めの話を味わってみたいならよい具合だろうと思われる。
文章も当時から非常にお上手なので読みやすいはず。
ただ、4、5巻はちょっとアレかも知れない。1巻だけで止めておくのもありかな。

狂科学ハンターREI

永久機関とか科学の延長線上のファンタジーと風水とか呪術とかが
入り混じっていて、主人公が物凄く強いというタイプの近年でも見られる設定で、
とても厨二心をくすぐる内容となってい る。
私は五行の又相刻法とかはこのラノベで覚えたなー。

イラストが小畑健なんだよね。あやつり左近描いてた頃かな。
なお、作者は故人である。

クリスタル・コミュニケーション

クリスタル・コミュニケーション―あなたの神様はいますか (電撃文庫)

クリスタル・コミュニケーション―あなたの神様はいますか (電撃文庫)

単巻で終わっている作品として、そこそこ知られていると思われる一作。
最近のラノベではあまり見かけないようなストーリーになっている。
それが理由で好まない人も多いが、それが良いのだという人もいる。
私は一読の価値はあると思っているので、挙げておく。

天槍の下のバシレイス

高度な文明が謎の侵略者に破壊された「日本」を舞台にしていて、
主人公やサブキャラの設定などの、世界観に魅かれる一作。
特に、春瀬文彦というキャラの設定は当時の私には目新しかった。
武器のギミックなどの設定も興味深い。

最近の作者の本とかとは印象が大分違い、
文体が淡々としているのが結構特徴的で、
感情移入などはあまり出来る感じではない。

一応、現在出ている上下巻2冊で第一部完という扱いなのだが
打ち切りっぽい感じで続きが気になる具合なのが残念。
作者はさほどメジャーではないが近年も少しは書いてる。

Astral

Astral (電撃文庫)

Astral (電撃文庫)


低冊数の完結物としてかなり有名だとは思う一作。

幽霊が見えるようになった主人公が様々な死者たちと関わっていく様を
描いた短編形式となっている。
当たり前だが、どの話もそれなりに悲しい雰囲気を漂わせるわけであるが
おどろおどろしい話ではないので読後感がとても良い。
というか、どの話も死者は女の子だったりするのがラノベ的で
それがまた無難に良い所である
結構な人が同じらしいが、私も死者の中では川名水葡が好きである。

なお作者は最近「俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件」が
当たった七月隆文氏である。名前変えはっ たんだよね。

ポストガール

ポストガール (電撃文庫)

ポストガール (電撃文庫)

人型自律機械って可愛いよね。

で終わっても良いんだけど、物理的なメールをガジェットとして
機能させる話の作りと、シルキィの人間らしさなど、
そこそこ良い部分が散らばってる短編形式の作品
概ね「佳作」という評価がされることが多いけど、読んで損なし。

作者は現在休筆中かな。

灰色のアイリス

灰色のアイリス (電撃文庫 (0687))

灰色のアイリス (電撃文庫 (0687))

護くんに女神の祝福を!」シリーズがそこそこ有名な作者のデビュー作。
全体的にほの暗く残酷な世界観やシナリオが特徴的で、
異能力ものであるが、その設定が中々魅惑的となっていると思う。
なんだ、要はこういう残酷でおバカな要素のすくないどんよりした世界の
話が最近の電撃だとあんまりないわけですよ。
なので、そういうのも読んでみるべきなんだよという。

頭蓋骨のホーリーグレイル

頭蓋骨のホーリーグレイル (電撃文庫 (0690))

頭蓋骨のホーリーグレイル (電撃文庫 (0690))

グロ寄りのエログロな内容で、これも最近の電撃では見かけにくい内容。
ライトではない、ちょっと重めなエロが多いのが特徴的。
打ち切りになってしまっているし、1巻だけ読むと良いかもしれない。
瑚澄遊智氏のイラストが観れるという点でも価値がある。
作者は「烙印の紋章」シリーズで最近は評価が高いですね。

パンツァーポリス1935

パンツァーポリス1935 (電撃文庫 か 5-1)

パンツァーポリス1935 (電撃文庫 か 5-1)

説明するまでもなく超絶有名な作者の電撃ゲーム小説大賞金賞をとった
電撃デビュー作である。
現在も第一線活躍している作者のデビュー 作を漁るのもいいものだよ。

すっかりAHEADシリーズや境界ホラで近年の若人にもリーチしているが
往年の都市シリーズも非常に味わい深いので読んでみて欲しい所である。
全部は無理でも、比較的薄くて単巻の1935ぐらいは是非に。

ヴァルターやdp-xxxのいかがわしいインチキ具合とかね。素敵ですよ。
ドイツ語の格好よさもな。当時の私の琴線に触れたわけです。

ラスト・ビジョン

ラスト・ビジョン (電撃文庫)

ラスト・ビジョン (電撃文庫)

マイナーだが、ある種有名なこれも挙げざるを得ないだろう。
ラノベのタイムトラベルジャンルの話題になると、絶対にこれと
タイム・リープの名前が出てくるはずなので、ラノベオタクとかいう
阿呆な肩書を目するのであれば読んでおくべきだと思う。

読みやすいとは言えない本ではあるが
間違いなく読者の脳裏に焼き付くであろう
一文がある。 それを期待してどうぞ。